【 はてしない物語 / ミヒャエル・エンデ 】

はてしない物語 ミヒャエル・エンデ 小説

 

君がつくる物語

 

ミヒャエル・エンデ 著

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

 

 

ネバーエンディング・ストーリーで映画化した傑作ファンタジー。

この【 はてしない物語 】の翻訳を行なった佐藤真理子さんと、この仕事を通じて出会い、その後に結婚。

奥さんである佐藤真理子さんとエンデを繋いだ大切な作品でもあるのですね。

 

ミヒャエル・エンデといえば【 モモ (岩波少年文庫) 】も代表作であり、有名ですよね。

【 モモ / ミヒャエル・エンデ 】 Aya@読書

大切なことを思い出させてくれる【 モモ 】も大好きですが、様々な個性的なキャラクターや、入り込まずにはいられないファンタジーストーリーの【 はてしない物語 】もまた魅力満載でおすすめです。

 

はてしない物語 あらすじ

 

バスチアンはあかがね色の本を読んでいた――ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前。

その国を救うには、人間界から子どもを連れてくるほかない。

その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年――ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ、この国の滅亡と再生を体験する。

出典 : はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

 

デブでX脚ののろまな少年バスチアンは、古本屋で不思議な本と出会う。

 

 

その本には「ファンタージエン」という世界の物語が描かれていました。

そんなファンタージエンに絶体絶命の危機が迫り来る。

その世界を救えるのはこの本を読んでいる人間のみ!だという。

さえない一人の少年の、美しいファンタジーの世界を救う冒険が始まるのです。

 

魔法の本

 

この【 はてしない物語 】の単行本は、あかがね色の高級感のある絹表紙をしています。

(本の潰れは返品させていただき、新しいものを購入しました。)

エンデの父親は著名な画家であったことから、エンデ自身も影響を受けて絵を描いていたそうです。

この本の装丁にもエンデのこだわりが感じられます。

「エンデは、この本を『魔法の本』と言っていました。だから装丁も、中に独立した世界があるような、特別なものでなければならない、と」と語っており、出版された本はその言葉通り表紙に二匹の蛇が描かれた布張りの本として装丁され、物語に入り込む入り口としての装置となった。

読者は自身が手にした本が、作中でバスチアンが読んでいるものと同じものであると悟り、主人公と一体化していくのである

出典 : https://ja.wikipedia.org/wiki/はてしない物語

 

このように、見た目にも美しいハードカバーの本。

 

 

しかし見た目だけではない素晴らしいギミックが!

というのも、物語中で主人公バスチアンが手に取る「魔法の本」がまさにあかがね色の表紙の本。

読み手である自分自身も、バスチアンと同じ境遇にあるかのような錯覚を起こす。

本の中の主人公が持っている「魔法の本」。

そして、物語の最大のキーでもある「魔法の本」。

それが今自分の手の中にあるわけです。

テンション上がりますよね!

これが物語を楽しめる一つの仕掛けでもありました。

 

また、世界や時間軸によって文字の色まで異なったり、章ごとに描かれている美しい絵にも魅了されました。

Twitterでは沢山のフォロワー様に、ハードカバーの素晴らしさを教えていただきましたが納得の作品です!

ちょっと値は張りますが、是非ハードカバーの単行本の方をおすすめしたいです。

 

たくさんのユニークなキャラクターたち

 

壮大なファンタジーの世界のお話。

 

 

様々なキャラクターが登場します。

どのキャラクターも個性豊かで愛着が湧くんですよね。

映画「ネバーエンディング・ストーリー」の象徴的な存在とも言える大きな白い 竜!

ファルコンは知っている方も多いはず。

しかし原作ではファルコンではないのですよね。

フッフールという幸いの竜が原作では活躍しています。

常に希望と幸福と共にあり、明るく、主人公を未来へ導いてくれる大きな竜。

そんなフッフールと共に、主人公を支えてくれる少年アトレーユ。

このアトレーユがいい子すぎる!!

真面目で、心優しく、勇敢なアトレーユには泣かされそうになりました

優しくていい子すぎて他のキャラクターが嫌いになりそうになる一面も。

 

このアトレーユにも当てはまるのですが、物語に出てくる主人公以外のキャラクターには各自に後日談を漂わせる言葉があるんですよね。

その後のあの子はどうなったのか…。すごく気になる!

 

この【 はてしない物語 】にはシェアード・ワールドが存在するそうです。

それがこの【 ファンタージエン 秘密の図書館 】シリーズ!

(この他に5冊あり、全6冊刊行されているとのこと。)

複数の作家により描かれた、原作では描かれてこなかった別の物語。

いずれこちらも手に取りたいと思っています。

私が気になってるのは、原作で意中の姫と…となった勇士ヒンレックの後日談!

あの物語の続きがあったらいいのにな。と気になっています!

 

是非、この【 はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー) 】のふしぎなファンタジーの世界を冒険してみてください。

さえないのろまな少年バスチアンの成長にも注目です!

 

 

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