【 ラットマン / 道尾秀介 】

ラットマン 道尾秀介 小説

 

変幻自在の直木賞作家

 

道尾秀介 著

ラットマン

 

 

第21回山本周五郎賞候補作品!

山本周五郎賞の候補ってまたすごいな。

一度『道尾秀介』で検索してみてほしい。

Wikipediaの道尾秀介の初期作品の覧を見ると、数々の賞の名前が並んでいて驚くと思います。

カドブンさんのこちらの特集も面白かったので是非!

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ラットマン あらすじ

 

結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮(ひめかわりょう)は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。

次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。

事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされる。

本当の仲間とは、家族とは、愛とは――。

出典 : ラットマン

 

思い込み

 

思い込みや先入観が招いた驚くような悲劇

勝手な思い込みや、勘違いでこうも見える世界が変わってくるとは。

登場人物が話す内容にも、後々思い返すと妙なズレが生じていたりと、今回も伏線回収が秀逸

文庫本に表紙にはネズミの影と、無造作に置かれているシールドのジャック

これがとても物語で重要な部分になるので覚えておいてほしい。

 

そして、登場人物も良かったですね。

主人公はSundowner(サンダウナー)というエアロスミスのコピーバンドのギターをしている姫川亮ひめかわ りょう

竹内耕太たけうち こうた(ボーカル)、谷尾瑛士たにお えいじ(ベース)、小野木おのぎひかり(ドラム)と共に高校生時代に始めたバンド。

バンド名を決めるくだりなど、青春時代の描写も何だか懐かしくて良かったな。

一人一人に物語があって、家族の問題や、過去の苦悩が見え隠れしていました。

そんな各自の過去が時に物語の鍵になっていたり。

思い込みの原因になっていたり…。

ベトナム語版の表紙の登場人物がかっこいい!

 

前回読んだ【 シャドウ 】同様、物語は二転三転と予想もしていない展開を見せます。

今作でもバッチリと期待や予想を裏切られ…毎度のごとく騙されました。

ラストでしっかりと伏線回収してくれるのですが、そう言うことか!と巧みな仕掛けに驚愕!

登場人物たちが思い込みで勘違いをする中、読者にまで変な思い込みをさせてくる。

道尾秀介マジックだ!

 

 

そう言えば、登場人物で一人見覚えのある名前がいましたね。

(一人ではなく更に他の作品との繋がりがある人物もいるとか。)

後々調べてみたところ、あの作品の登場人物との繋がりが!!

他の作品との繋がりがあるとか面白いですよね。

そんな感動まであって一人興奮してしまった。

 

是非とも、【 ラットマン 】で道尾秀介マジックにかかってみてほしい。

そして、思い込みに惑わされずに読み進めることができるのか…挑戦してみてほしい。

 

 

 

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